インド縦断3日目 インド人と12時間列車に揺られたら日本人バックパッカーはどうなる?
どーもーTomoyaです!
村に行ったり砂漠で野宿したりなんやらで更新遅れました。
さて、前回の続き。
ジャイプールを離れ西の都市、ジャイサルメールに移動します!
所要時間は、列車で12時間!!
長すぎワロた。
でもなんかインドの列車にはインドの魅力が存分に詰まってたよ!
まずチケットを買いにジャイプール駅にGo!
相変わらずクラクションの嵐、慣れたけどね笑
んで、チケットセンターに行ったわけよ。
列に並んで5分くらいかな?待って、俺の番がきた。
俺「ジャイサメール行き1枚お願いします!」
駅員「ここにはねぇよ!じゃあな!」
言われるがままに追い返された。
へー。無いんだ。
・
(数秒の頭の中を整理する時間)
・
えっ、無いの!?
普通に受け入れちゃって何事も無かったかのように駅の外来ちゃったけど
冷静に考えたらないわけ無いじゃん。
そんな事考えながら駅の前に突っ立てたらある人が話しかけて来た。
男「おい!どうした!俺が助けてやるよ!」
俺「実はジャイサルメールに行きたいんだけどチケット無いって言われて、」
男「そんなはずはねぇ!俺についてこい!!」
頼もしすぎる男、出現。
その彼は29歳でアプリの開発会社で働いているらしい。
そのまま流れに任せて彼について行く。
男「ここで待ってろ!俺が取って来てやる!」
俺「ういっす!あざす!」
これで本当にチケット取ってくれたら半端なくかっこいい。
数分後・・・
男「うい!取って来たぜ!!!」
(チケットを見せる)
かっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
どうやら俺の発音が間違ってて駅員さんが聞き取れなかったらしい。
そしたらすぐに彼は
俺「じゃあな!いい旅を!金はいらないぜ!!」
払うって言いまくったけど全然聞いてくれなかった。
Thank youと10回くらい言って彼とはお別れしたよ。
インド人って優しい本当に。
本当にありがとう!!またいつか世界のどこかで!
そんなこんなで列車に乗車。
彼が予約してくれたのは、寝れるタイプの席。
12時間もあるし気を遣ってくれたのだろう。
席に着いてちょっと休んでたら
なんか俺の席におっちゃんが座って来た。
俺「いやいやいや、そこ俺の席だから。どいてくれよ。」
とっさに俺は言った。
そしたら想像の遥か上を行く答えが返って来た。
おっちゃん
「Be kind(まぁ優しくなれって。)」
そういう問題じゃねぇ!!!!!!!!
そのまま列車は動き出し、おっちゃんも座ったまま。
でも、これがインド人。
遠慮なんて一切無し。ムカつくけど仕方ない。さっきのチケット買ってくれた兄さんが恋しい。
これあげるから許して。だって。
そんな飢えてないわ!!!(美味かったけど)
数時間経って、おっちゃんがトイレに行った。
今がチャンス!
やっと足を伸ばして寝れるぞ!!
と思い、足を伸ばそうとした
次の瞬間!
次の刺客現る。
おいいいいいいいいいいいいいいいい
改めてチケット確認したけど、間違いなく俺の席。
もーーーーせっかく寝れると思ったのにーーーーーーー
数秒後
さっきのおっちゃんが戻って来た。
流石にもうここには座んないっしょ。すでに1人いるし。
流石に、ね。
でも多分これで俺が完全にフラグを立ててしまったんだと思う。今思えば。
華麗にフラグ回収しやがった。。。
俺の席の半分以上取られちまったよ、
ただただ狭い。
この状態で3時間。よく耐えたよね。頑張った俺。
どっかの駅でおっちゃん達が降りてやっと寝そべることができた。
そしていつの間にか寝落ちしてしまった。
2時間後
目を覚ますと周りの人がニヤニヤしながらこっちを見ていた。
そんな日本人って珍しいのかぁとか思いながら本を読んでたら1人のインド人が
「自分の顔見てみろよwwwwww」
確かになんか額に違和感が、、、、、、
インカメで見てみると、、、
なんか落書きされてるやん!!!!!
もーーーーーーー泣
ウエットティッシュで綺麗に拭いて、イライラを収める。
もともと前髪が額にかかってたからきっとこれをやった人は
俺の前髪を上げてまで落書きをしたんだろう。
どんな執念だよ笑
でもなんかこれがきっかけで電車のインド人たちとめっちゃ仲良くなった。
この3人組。お菓子くれたりジュース奢ってくれたり、めっちゃ優しかった。
一番右の人は人妻に恋してるんだって。その恋、実るといいね笑
これはインド人の24人家族(奥にもっといるよ)
恋バナがめっちゃ好きで、男達の彼女自慢がやばかった。笑
今日うち泊まりに来る?って誘われたけど日程的にきつかったから断らせていただいた。ごめんね。
みんなフレンドリーで話してて本当に楽しかった!
仲良くなったインド人に俺はこんな質問してみた。
「なんでこんなに知らない人に対してフレンドリーなの?」
そしたらさっき紹介した男3人組の左の人がこう言った。
「んー、これが普通なんだよ。なんでって言われても。俺たちは人を愛している。たとえどんな国籍であろうとね。」
これって日本とは全く違う考え方。
どっちがいいとかじゃなくて、日本の良さもあればインドの良さもある。
日本も好きだけど
インドの「みんな友達」精神
もめっちゃ好き。笑
列車に乗るとインド人との距離も近くなるから
インド人の良さ(悪さも)を直で体感する。
この感じは街を歩いてるだけじゃ伝わらない。
もしインド人特有のこの感じを味わいたいなら
インドの列車に長時間揺られてみてはいかがでしょうか!
今日はここまで!
次は「インドの砂漠をラクダに乗って無双した話」です!
SNSに詳しい写真や動画載ってるんでフォローお願いします!